2025-04-01から1ヶ月間の記事一覧
中国の最高人民法院から2024年の知財注目事例が出たそうで、その中から個人的に面白かった事例をピックアップしてみようかなと思います。 こちら(中国語のみ) 事例1.「mRNA骨関節炎薬」発明特許権帰属事件 事例2.不動産分野における商標権侵害及び不正競争事…
このブログでも米国の著作権にまつわるAIの事例を挙げることが多かったですが、昨今の知財本があまり出ない事情も加わり、アメリカの著作権法の解説本は不毛地帯となっていました。 そんなところに朗報です!2025年5月にアメリカ著作権法の新刊が出るようで…
NTTドコモ モバイル社会研究所の調査によると、約半数が生成AIをどんなものか知らないという衝撃の結果がでたようです。 japan.zdnet.com 実際のレポートはこちらのようです www.moba-ken.jp 以前別のレポートでも会社の中での生成AIの利用が、 一般社員 >…
米国では、機械学習のフェアユースの適用を巡って、トムソンロイター v. Ross Intelligenceの訴訟が起こっていました。 2月ごろにこちらの判断が下され、学習データの著作物性が認められると共に、フェアユースの適用が否定される結果となっています。 www.n…
衆議院内閣委員会で、ジブリ風についての質問が文化庁に対してなされたそうです。 www.sankei.com 実際の答弁としては下記のようです。AI推進法についての審議の中で出てきた話題のようです。 youtu.be 文化庁としては、従来の解釈通り、作風のみでは著作権…
最近知ったのですが、「ツインズひなひま」というアニメがあるらしく、AI制作アニメでもあるそうです。 こちらが公式サイト。全一話のテレビ放送ですでに放送済みだそう。 anime-hinahima.com ニュースによると、アニメ制作においては、「実際の製作では、3D…
生成AIがメディアで目につきますが、みんなはどんな風に生成AIをつかっているのか気になるところです。 生成AIは誰がどう使っている? ChatGPT、Gemini、Copilot、Claudeの利用データを比較調査 | [マナミナ]まなべるみんなのデータマーケティング・マガジ…
判決の全文(PDF:560KB) 大合議判決の全文が先週出ました。損害賠償の黒塗りとかあって時間かかるかもなと思っていましたが、全文出るの早かったですね。 前回にも書きましたが、要旨を読んだ時点で自分が疑問に思っていたのは、下記でした。 (1) 事実認定の…