AI
下記にAIと法的課題についてまとまった記事があったのでメモ。 Image-Generating AI: Trends and Legal Challenges | Holland & Knight LLP - JDSupra 2022年は、AI界隈ではMidjourneyやStable Diffusionと画像生成AIが巷を騒がせたかなという個人的な印象で…
以前オーストラリアの2審で、1審の判決を覆し、結局AI発明者の発明者適格性は認められない判決が出たことを投稿しました。 www.patent-topics-explorer.com こちら最高裁に上告されていたようですが、口頭審理の議事録がでたようです。 www.austlii.edu.au …
個人的に最近はやりのAIによる文章家から画像を自動生成をしてみたくて、幾つかチャレンジしてみたのでメモ。 Midjourneyもありますが、無料版では生成できる画像や利用に制限があるので、ソースコードが開示されているStable Diffusionで実装を試みてみまし…
先日、写真などの素材を販売するGettyにおいて、AIで生成された画像が禁止になるというニュースが出ました。 www.patent-topics-explorer.com Gettyは大手のため業界への影響が心配されたところ、AI生成画像の取扱いは、プラットフォームで異なる対応がされ…
先日に日本のDABUS案件で日本での行政不服審査会の答申が出たことを速報し、こちらに沿った裁決がでるだろうという投稿をしました。 www.patent-topics-explorer.com こちら2022年10月12日に裁決が出たそうです。審査請求段階では、DABUSというAIを発明者の…
AI契約レビューにあたって問題となるのが、弁護士法72条に違反しないかというところがあります。 下記にもありますが、非弁護士の方は、報酬を得る目的で、法律事件に関して法律事務を取り扱うこと等は、原則禁止されています。 (非弁護士の法律事務の取扱…
Stable DiffusionやMidjourneyといった画像生成AIを使って生成された画像をGettyが販売を禁止するようです。 gigazine.net 著作権侵害の懸念を等を払拭できないことが理由のようです。Gettyは大手の画像販売サイトなので、今後この流れが波及するかもしれま…
DABUSというAIが単独で発明者になれるかという案件が各国で争われていることを投稿していました。 www.patent-topics-explorer.com www.patent-topics-explorer.com www.patent-topics-explorer.com 日本においては出願されていることは確認されているものの…
最近、米国知財高裁(CAFC)や欧州特許庁審判部のAIが発明者になれるかという判決について紹介していました。いずれもAIが発明者となることは認められていません(欧州特許庁は面白い判断の部分がありますが、そちらは過去投稿をご覧ください)。 www.patent-top…
巷で話題になっているようですが、イラストの作風を学習するAIを提供するサイトが、他人のイラストを学習素材として無断利用する対策が不十分と批判を浴び、機能停止に追い込まれたそうです。 www.j-cast.com ここで、今回のサイトmimicは下記のようなAIを提…
NatureにCloud labsということで、Laboratory Automationの紹介記事が出ており、Emerald Cloud Lab社とSynthace社いう2社のスタートアップが紹介されていたので、分析してみました。 www.nature.com Emerald Cloud Lab社の分析は下記です。 www.patent-topic…
NatureにCloud labsということで、Laboratory Automationの紹介記事が出ており、Emerald Cloud Lab社とSynthace社の2社が紹介されていたので、。 www.nature.com まず、1社めのEmerald Cloud Lab社です。 企業名: Emerald Cloud Lab, Inc. (Also konwn as Em…
昨年末欧州特許庁審判部で、AIのみを発明者とする特許出願は認められない旨の決定が出たことを投稿しました。 www.patent-topics-explorer.com 今回そちらの理由が公表されたそうです。詳細は下記のJETROやEPOの発表をご確認ください。なお、J8/20は拡大審判…
*調査内容や考察などの正確性等は保証しません。 先日ELSAという発音学習アプリを紹介しました。 今日は知財関係者の端くれとして特許戦略が気になったので調べてみました。 www.patent-topics-explorer.com まず、提供する会社概要ですが、下記のELSA Co. L…
先日下記の投稿で、MidjourneyというAIがイラストを自動生成するというものを紹介しました。 www.patent-topics-explorer.com ちょうど、15日21時から下記のイベントがあるようです! *日にちを間違えてました liveai.connpass.com ※2022年8月17日までは下記…
AIが書いた絵を使えるMidjourneyが最近話題になっているようです。 www.itmedia.co.jp こちらの著作権の規約ですが、記事によると、原則はユーザーがAI著作物の著作権の権利を有し、一定のものについてMiidjourneyに利用許諾を行うという構成のようです。 ま…
米国では、知財高裁にあたるCAFCで、AIを発明者とすることが米国特許法上許されるかという争点が争われていました。 www.patent-topics-explorer.com こちら判決がでて、結論は米国特許庁と同じく、「米国特許法で発明者は自然人に限られる(AIは発明者にな…
以前から、特許庁政策推進懇談会の話題を投稿していましたが、ついに報告書が発表されたそうです。 www.jpo.go.jp 以下、気になるトピックをのぞいていってみようと思います。実際こちらの報告書に基づいて今後どのような動きがあるのかは今のところ不明です…
英国知的財産局から、「Artificial Intelligence and IP: copyright and patents」に関するコンサルテーション結果の報告書が発表されました。 www.gov.uk こちら、2021年に英国知的財産局は、(1)AIによって作られた著作物の著作権、(2)著作物を利用したテキ…
中国は欧州と同様にソフトウェア系の出願に対する審査が厳しいと有名です。 中国のAIやビジネスモデルに関する特許の審査基準についてのセミナーが下記のようにあるようです。 [Webinar] Cases Updated in CNIPA Guidelines - Eligibility & Inventiveness f…
FRONTEOが「FRONTEO AI Innovation Forum 2022 - 自然言語AIだから実現できる課題解決のリアル」というセミナーを行うそうです。 ai-forum.fronteo.com 自然言語処理と、リーガル、ライフサイエンス、経済安全保障などをテーマに講演がされるそうです。 FRON…
先日、Thaler博士の作ったAIのDABUSにより"発明された"とされる発明について、AIであるDABUSのみを発明者とすることの米国特許法における是非が、米国知財高裁(CAFC)での審理が開始したことを投稿しました。 www.patent-topics-explorer.com さて、一方で、…
現地の6月6日に米国知財高裁(CAFC)が、 AIの発明者適格性を問題とする事件の最初の口頭審理を行いました。 www.patent-topics-explorer.com 口頭審理の傍聴の仕方は下記などをご参考にしてください。 note.com 以下は内容の正確性は保証しませんが、個人的な…
現在DABUSというAIが発明したと主張し、DABUSのみを発明者として出願した特許出願の適格性が各国で争われています。 米国では第一審の連邦地裁でAIのみを発明者として出願した特許出願の適格性を認めませんでした。 gigazine.net この判決を不服として、第二…
中国で、AIで文書を書き換え流用する“洗稿"という行為が行われているそうです。 www.nishinippon.co.jp 自信のSNS等で閲覧数に応じた広告収入を稼ぐ目的等で使われているそうです。 類義語などを用いて文書を書き換えるそうですが、有料版を使うと”80~100%…
東京藝術大学でAIが著作権フリーの音楽を自動生成するスタートアップを立ち上げたという報道がありました。 techable.jp AIは法律上は権利主体となれませんので、日本や多くの国ではAIが生成した音楽、絵、詩といったものは著作権が認められません。 法律の…
こちらのブログでは継続的に、人工知能(AI)が特許法上の発明者として認められるかの事件をウォッチングしてきました。 www.patent-topics-explorer.com 多くの国ではAIが発明者となることは特許法上は認められないという判断をしています。 その中で異端なの…
Deep Learningを勉強するのに非常に評判の良い書籍のゼロから作るDeep Learningシリーズ、待望の新書が出ました。 2016年に第1弾が出てから、ついに第4弾が出ることも人気の高さが分かります。 早速Amazonで人工知能部門ベストセラー1位を取っています(投…
DABUSというAIを発明者として記載したときに、特許出願が認められるかについて日本を含むいろんな国で争われています。 今回ニュージーランド特許庁が判断を下しました。おそらく出願人は上訴すると思われますが、お隣のオーストラリアでは連邦裁判所がAI単…
特許ではAIを発明者として記載できるのか争いになっています。 www.patent-topics-explorer.com 著作権においてもAIが著作者になるのかという事件がぼちぼちでてきました。 カナダやインドでは共同著作者であればAIを入れて著作者として登録される事例も出て…