気になった特許の話題 -Patent Topics Explorer-

気になった特許等の知的財産の話題やニュースをピックアップしていくブログです! This blog is picking up intriguing IP topics including patents, trade secrets etc. !

 

 

2022年1月の記事を振り返る-表示回数ランキング-

2022年1月の記事ランキングを表示回数のランキングで振り返っていきたいと思います!

 

 

第1位:日本: J-PlatPatで再公表特許廃止後の調べ方をやってみた①-日本語PCT出願が国内移行されたか否かを知りたい場合-

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第2位:日本: J-PlatPatで再公表特許廃止後の調べ方をやってみた②-国内移行出願の経過情報を確認したい場合-

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まず第1位と第2位ですが、J-PlatPatの再公表特許廃止後の調べ方がランクインしました。余談ですが、再公表特許事態は12月23日からすでに発行を停止しているようなので注意です。

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第3位:米国: 米国特許庁(USPTO)が101条特許適格性(subject matter eligibility)についての新パイロットプログラムを立ち上げるそう

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第3位は、101条特許適格性についてのUSPTOの新パイロットプログラムを立ち上げる記事がランクインしました。101条特許適格性については昨年USPTOがパブコメをしていましたが、今年の3月までに報告書が出るそうですね。立法も動き出すかもしれませんし、最高裁にも上告事件がありますし、今年も米国では101条特許適格性が大きなポイントになりそうですね。

 

 

第4位:書評: オオカミ特許革命 事業と技術を守る真の戦略

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第4位は下記の書評がランクインしました。特許を活用させる特許戦略に言及された本なので参考になります。

 

 

第5位:欧州: 欧州統一特許裁判所と欧州単一特許 -準備期間開始と、sunrise period & requests for unitary effectへの備え-

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第5位は、欧州統一特許裁判所と欧州単一特許についての記事です。いままでやるといわれて殆ど進まなかったこちらですが、ついに最後の準備にかかりました。欧州の特許事情としては今年から来年にかけて一つの大きなトピックになり、一度欧州の権利化を各国で行うのか欧州単一特許で行うのか、欧州統一特許裁判所からオプトアウトするのか、検討しておく必要があります。

 

 

第6位:日本: 「経済安全保障担当室」(仮称)の新設と秘密特許

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第6位は秘密特許に関する話題です。結局まだ第2次審査をどのようにするかは決まっていないようですね。内閣府と防衛相で協力したものを作るよう提言されているようですが。

第一国出願義務などはグローバルな出願戦略に影響を及ぼしうるので、一度下記の提言を見ておく必要があるかもしれないですね。

経済安全保障法制に関する有識者会議|内閣官房ホームページ (cas.go.jp)

 

 

第7位:日本: 今後の日本におけるマルチマルチクレーム制限

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日本でマルチマルチクレームに今後制限がつく検討がされている記事です。マルチのマルチが制限されている米国でも仮出願のときは大量にクレーム作って従属の従属の従属の従属の・・・・従属のクレームなどを作っている出願を見かけたりするので、ここら辺も出願人の戦略次第ですかね。少なくとも日本に出すときにはクレームを直す形になると思います。

 

 

第8位:日本: J-PlatPatで再公表特許廃止後の調べ方をやってみた③-国内移行出願に係る発明を検索したい場合-

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第8位は再び再公表廃止後の調べ方がランクインしました。見てみたところ、特許庁の紹介する調べ方ですと、国内移行前の出願や日本に国内移行されなかった出願もヒットしてくるので、注意です。

 

第9位:書評: 著作権の1冊目に個人的にお勧めな本

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著作権に関する書評がランクインしました。著作権はデジタルの時代になり、一般人にとっては特許より侵害リスクが上がっている法域です。ブログなど落とし穴があったりするので、日々是勉強です。。。