先日、写真などの素材を販売するGettyにおいて、AIで生成された画像が禁止になるというニュースが出ました。
www.patent-topics-explorer.com
Gettyは大手のため業界への影響が心配されたところ、AI生成画像の取扱いは、プラットフォームで異なる対応がされていくようです。
今回は下記にあるように最大手の一角であるShuterstockは、むしろOpenAIと提携しAI画像生成機能を追加することにしたようです。
新たに、ストックフォト最大手の一角である「Shutterstock」が画像生成AI「DALL・E」を開発したことで知られるAI研究団体「OpenAI」と提携し、ShutterstockにAI画像生成機能を追加することを発表しました。
さらに、AIの学習に貢献した作者には、報奨金を払うというスキームにするそうです。
同時に、AIの学習に貢献したコンテンツの作者に対して報奨金を与える仕組みの作成も発表されています。
仮に学習素材を自身のプラットフォームにある画像素材に限定するならば、作者への報酬スキームを自社プラットフォーム内でできる可能性が高いです。また、自身の画像が販売される以外の収入スキームができるのであれば大手程学習に有利のはずなので、大手により画像素材が集まるインセンティブになるかもしれないですね。
さらに、このスキームがアーティストのコミュニティにどのように受け止められるか反響も興味深いです。