先日、欧州統一特許裁判所の開設等が2か月延期となることが発表されました。
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一方で、欧州特許庁から欧州単一特許効申請にむけたタイムラインも以前発表されていました。
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欧州特許庁から、移行期間の開始については現在のところ2023年1月1日から変更なしというアナウンスがありました。
ちなみに移行期間中は、事前の欧州単一特許効の申請や欧州特許付与決定の発行遅延申請ができる形になります。
https://www.jetro.go.jp/ext_images/_Ipnews/europe/2022/20221114.pdf
かくして、現在欧州単一特許の移行期間の開始(2023年1月1日)と、欧州統一特許裁判所のサンライズ期間の開始(2023年3月1日)の開始時期はずれる状況になりました。
何れもドイツの条約寄託がトリガーとなるので、そちらのイベントがいつになるかが重要ともなりますが、今後の動向に注目ですね。