2022年9月にイギリスで、Brexit時に保持された特定のEU法を2023年末までに廃止、修正、撤回することを目的として、Retained EU Law法案が提出されたそうです。記事によると、「本法案は、英国の知的財産権に幅広く影響を与える可能性がある。」そうで、メモ。
法案の概要としては、下記で、「EU離脱法に基づき"Brexit時に留保されたEU法は廃止または改正されるまで効力を有する"という前提を覆し、特定の留保されたEU法の有効期限をSunset dateとして設定するものである。Sunset dateは2023年12月31日ですが、特定の法律については2026年6月23日まで延長される可能性があります。」となるそうです。
The Bill reverses the presumption that EU law that was retained on Brexit under the EU Withdrawal Act will remain in force until repealed or amended, by setting a sunset date for certain retained EU law to expire. The sunset date is 31 December 2023 however it may be extended for specific legislation until 23 June 2026. The Bill also aims to make it easier for UK courts to depart from EU case law.
UK - Retained EU Law Bill and intellectual property - Hogan Lovells Engage
知的財産関連法案がこちらのSunset規定の影響をうけそうなのか注視すると共に、法案の成立状況についても見ていく必要がありそうですね。
