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AI制作アニメ「ツインズひなひま」と、制作過程の紹介セミナー

 

最近知ったのですが、「ツインズひなひま」というアニメがあるらしく、AI制作アニメでもあるそうです。

 

こちらが公式サイト。全一話のテレビ放送ですでに放送済みだそう。

anime-hinahima.com

 

ニュースによると、アニメ制作においては、「実際の製作では、3DCGソフトの「Maya」で作ったモデルを、AIに取り込み出力(i2i)することで、CGの“ポリゴン感”をなくしつつ手書き修正の手間を省いた。」そうである。

 

また、著作権の問題もあるが、こちらも「両社は経済産業省の「AI事業者ガイドライン」や弁護士のアドバイスをもとに、現在の著作権の枠内で展開する点をアピール。AIをクリエイターを補助するツールとして活用する手法を「サポーティブAI」と称し、その考え方を訴求していく考えだ。」としている。

 

www.itmedia.co.jp

 

 

実際に公式ホームページをみると、「サポーティブAI」という考え方が示されている。

anime-hinahima.com

 

 

ちなみに、OPムービーなども出ていて、結構ぬるぬる動いてます。3Dアニメもクオリティ高いなと。

youtu.be

 

実際のアニメのPVはこんな感じで、背景とはかなりいい感じがします。アニメの顔の表情は何故かわかりませんが、何かAIっぽさがあるような気もしますが、ここら辺のAIっぽさって何から来るんですかね。AIで作ったと知っているので、私の脳がそう認知しているだけかもしれませんが。。。

youtu.be

 

 

そして、さらにDJACでこちらの制作過程のセミナーがあるそうです。

https://dcajseminar250425.peatix.com/view

 

内容は下記となっており、実際どうアニメが作られているのか技術的な興味がありますし、知財に関わる人間として著作権にも触れるようなので、面白そうです。

アニメ制作における生成AIの活用がますます注目を集める中、株式会社フロンティアワークスの黒澤氏および株式会社KaKa Creationの飯塚氏を講師に迎え、「ツインズひなひま」の制作を通じた生成AIの実践的な活用事例についてご紹介いただきます。本セミナーでは、以下のポイントについて解説いたします。

 

①本プロジェクトに至った背景

②プロジェクトの基本方針「サポーティブAI」

③アニメ制作におけるAIの活用方法

著作権の考え方

⑤TVアニメ放送までの課題と解決

⑥放送後の反応

⑦今後のアニメ制作におけるAIの活用について

⑧質疑応答

 

現役のクリエイターによる実例をもとに、最新の技術動向や実務での活用方法について深く理解する機会となります。アニメ制作に携わる方々をはじめ、生成AI技術に関心のある皆様のご参加を心よりお待ちしております。

 

セミナー概要】

日 時: 2025年4月25日(金)17:00~18:30

テーマ: AIを活用したTVアニメ制作とその運用について​

講 師:黒澤典弘氏(株式会社フロンティアワークス 映像事業部)

​    飯塚直道氏(株式会社KaKa Creation  CCO/プロデューサー)

形 式: ZOOMウェビナー

参加費: 無料​