最近Web3関連でいろいろ書籍を読んだので、一通り書評でまとめておこうかと思います。
Web3の概念をまずさくっとつかみたいというところで、下記2冊がありました。Web3ってなんやねんという感じなので、コンセプトと関連技術を掴むという感じでした。
Web3の関連技術でブロックチェーン技術は外せないように思われますが、いきなり技術書にいってもついていけないですが、「60分でわかる!」シリーズは端的にまとまっていてよかったです。
ブロックチェーンでイーサリアム等のスマートコントラクトがあるのが大事なんだろうなと思いましたが、いきなりそちらに行って挫折したので、ビットコインから。
私は「ビットコインとブロックチェーン」の完全版を読みましたが、概要をまず知りたい場合はコンセンサス版でもよいかもしれません。
「プログラミングビットコイン」はpythonベースのコードがあるので、こちらでコードも打っていくと暗号化やHash化の部分等は凄いわかりやすかったです。
たとえば、「ビットコインとブロックチェーン」で楕円曲線暗号とか急にいわれても「???」でしたが、「プログラミングビットコイン」は詳しく実装が載っています。一方で、「ビットコインとブロックチェーン」を読まないと私はついていけないところがあったので、同じ項目を両方読みすすめながら理解していきました。
最後にイーサリアムはこちらでした。Solidityの本は結構あるのですが、イーサリアムに腰を落としてというのはこちらでした。
ビットコインが通貨機能を担保するためにコンサバにしているところ、イーサリアムはスマートコントラクトも実装するのに自由度の高いものになっているので、やっぱり一度はビットコインを見て、差分でイーサリアムを理解していった方が個人的にはよかったかなと思いました。
法律関係では下記の書籍など参考になりました。一方、Web3全体をカバーしているような法律関係の書籍は今のところ見当たっていないので、適宜セミナー等で補充していく必要があるかなと思われます。