日本
ショッキングなタイトルの記事が出ていたので見てみたが、内閣府・文化庁の資料を合わせて読んでみた。実際に、下記の記事の本文でも類似性だけで決まるとは書いていないので、少し安心したのでメモ。 pc.watch.impress.co.jp ちなみにこちらが記事のもとに…
昨日は、お待ちかねのドワンゴv.FC2大合議事件の判決言い渡し日でした。 令和3年特許法改正で導入された日本版アミカスブリーフ制度も利用された点でも注目された事件です。 www.patent-topics-explorer.com 結論としては、報道にあるようにドワンゴの請求を…
自民党から、「web3ホワイトペーパー ~ 誰もがデジタル資産を利活用する時代へ ~」が出たようなので、メモ。 www.taira-m.jp 個人的に注目するただちに対処すべき論点の部分をみていくと、まず税制。会社や個人の暗号資産が税制で流動性が失われている部分…
特許権の域外適用が争点となっているFC2 v. ドワンゴ事件が、知財高裁大合議で審議されることになり注目があつまっていました。 www.patent-topics-explorer.com こちら口頭弁論期日が更新され、判決言い渡し日として2023年5月26日があらたに設定されました…
本日、2023年3月27日から文化庁の機能が京都へ移転することになったという報道がなされています。 www3.nhk.or.jp 文化庁からも、「文化庁、京都へ」という公式サイトも立ち上がっており、いろいろなイベントも企画されているようです。 bunka-iten.kyoto 一…
近年、半導体を経済安全保障と紐づける報道を目にすることが多くなったので、下記の書籍を購入しました。 半導体戦争――世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防 作者:クリス・ミラー ダイヤモンド社 Amazon 日本でも、先日トヨタ・NTTなど8社が出資して…
経産省から、メタバース等のデジタル空間の形態模倣商品に対応するための不競法改正案が国会提出されたプレスリリースがされました。 www.meti.go.jp 経産省のプレスをみてもらえると分かりますが、不競法はそれ以外も限定提供データの保護についての改正も…
日経新聞に下記の記事が出ていたのでメモ。 www.nikkei.com おそらく知財戦略本部での議論についてのニュースかと思われます。資料によるとガイドラインの改訂によって実現をしようとしているようです。 www.kantei.go.jp 記事で挙げているGoogleのStanford…
国外サーバーに存在する場合の特許権の域外適用についてに話題になっていましたFC2vドワンゴ事件が大合議に指定されました。 1. 令和4年(ネ)第10046号 特許権侵害差止等請求控訴事件 原審 東京地方裁判所令和元年(ワ)第25152号 当事者 控訴人(原告)株式…
メタバース上の知的財産保護の法律改正案を経産省が今国会提出するという報道がありました。 www3.nhk.or.jp さて、関連しそうな知財関連の法律としては、意匠、商標、不競法、著作権あたりがありますが、今国会に挙げるとなると審議会を通している必要があ…
先日、米国のトピックとして下記をメモしました。 www.patent-topics-explorer.com 一方で、日本で分散型組織DAOは訴訟の当事者能力があるか気になるところです。 DAOが日本で法人格を取得しなかった場合の取扱いとしては、「権利能力なき社団」か「民法上の…
先日、秘密特許制度の基本指針案について先日有識者会議で資料が公開された旨を投稿しました。 www.patent-topics-explorer.com その中でパブリックコメントの募集を行うことが言及されていましたが、、、 https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/keizai_anzen_ho…
先日各種新聞で秘密特許(特許非公開)制度の基本方針案について政府案ができたことが、報道されました。 www.patent-topics-explorer.com 経済安全保障法制に関する有識者会議にて、ついにそちらが公開となりました。 経済安全保障法制に関する有識者会議(令…
久しぶりに、秘密特許ネタになります。 秘密特許(特許非公開)制度の対象技術の政府指針原案が策定されたという報道が各所でされました。 www.nikkei.com www.msn.com 当初は、スモールスタートとして、非公開対象の技術はシングルユースのものに特定し、基本…
年末にデジタル庁内のWeb3.0研究会から報告書が上がりました。 www.digital.go.jp Web3研究会としてDAOも立ち上げたことでも話題を呼んだ研究会です。 coinpost.jp 一方で、下記の関係省庁取り組みからわかるように、すでにほかの省庁でもいろんな取り組みが…
令和3年の特許法等の改正で、審査請求などの特定の法定期限の徒過した場合の権利回復要件が緩和する法改正がなされました。こちら改正はされましたがまだ施行されておらず、4月1日から施行が予定されているようです。 こちらの要件ですが、「正当な理由」か…
特許庁から定期的に特許無効審判の期日が開示されますが、面白そうな事件があったのでメモです。 www.jpo.go.jp 目についた事件はこちらで、丸大食品の特許に対して、プリマハムが特許無効審判をかけた事件です。 https://www.jpo.go.jp/system/trial_appeal…
東京大学から知的財産報告書という報告書が出ていました。 www.ducr.u-tokyo.ac.jp 項目としては下記になるそうです。 <目次>東京大学における知的財産権の役割とは?【特集】ノーベル賞級の研究成果 特許を使って普及、社会実装 (結晶スポンジ法)1.発明…
先日DAOについての投稿を下記のようにしましたが、デジタル庁で面白い取り組みがされるようです。 www.patent-topics-explorer.com コインポストのニュースによると、デジタル庁のWeb3研究会で、独自のDAOを設立する方針という投稿がされました。 coinpost.j…
当ブログではたびたび話題になる裁定請求の話です。 www.patent-topics-explorer.com www.patent-topics-explorer.com www.patent-topics-explorer.com www.patent-topics-explorer.com www.patent-topics-explorer.com 2022年6月の空白期間を終え(和解交渉…
先週は特許権の損害賠償の知財高裁大合議がでましたが、 www.patent-topics-explorer.com 多くの知財関連の人は固唾をのんで見守っていたであろう、音楽教室の楽曲使用巡る最高裁事件の判決も出たそうです。 www.jiji.com 裁判所から判決の全文も出ています…
知財高裁の大合議事件にかかる事件で損害賠償額の認定について、大きな判断がされたそうです。 www.nikkei.com 大合議事件は係属したのはわかるのですが、主要な論点については判決が出るまで分からないことも最近は多いです(ドストライクな案件は最近大合議…
先日に日本のDABUS案件で日本での行政不服審査会の答申が出たことを速報し、こちらに沿った裁決がでるだろうという投稿をしました。 www.patent-topics-explorer.com こちら2022年10月12日に裁決が出たそうです。審査請求段階では、DABUSというAIを発明者の…
本ブログでは、株式会社ビジョンケアおよび株式会社VC Cell Therapyが独占権を有する特許に対して請求された日本における裁定請求(いわゆる強制実施権請求)を追ってきました。 www.patent-topics-explorer.com www.patent-topics-explorer.com www.patent-to…
DABUSというAIが単独で発明者になれるかという案件が各国で争われていることを投稿していました。 www.patent-topics-explorer.com www.patent-topics-explorer.com www.patent-topics-explorer.com 日本においては出願されていることは確認されているものの…
FC2 v. ドワンゴの特許侵害訴訟で、海外にサーバー等が存在する場合の日本の特許権の権利行使ができるかが、にわかに注目が上がっています。 特に、今年6月の東京地裁判決では、海外にサーバー等が存在する場合は、属地主義の観点から日本の特許権は行使でき…
米国特許庁経由の日本特許庁の国際調査手数料値下げがアナウンスされました。 Decrease in Patent Cooperation Treaty (PCT) fees United States Patent and Trademark Office sent this bulletin at 09/07/2022 11:27 AM EDT Patent Alert Decrease in Pate…
巷で話題になっているようですが、イラストの作風を学習するAIを提供するサイトが、他人のイラストを学習素材として無断利用する対策が不十分と批判を浴び、機能停止に追い込まれたそうです。 www.j-cast.com ここで、今回のサイトmimicは下記のようなAIを提…
AIが書いた絵を使えるMidjourneyが最近話題になっているようです。 www.itmedia.co.jp こちらの著作権の規約ですが、記事によると、原則はユーザーがAI著作物の著作権の権利を有し、一定のものについてMiidjourneyに利用許諾を行うという構成のようです。 ま…
2022年4月1日から日本ではマルチマルチクレームが制限されることになりました。 www.jpo.go.jp マルチマルチクレームとは複数の請求項を引用する請求項(マルチクレーム)を含めて、さらに複数の請求項を引用する請求項(マルチマルチクレーム)で引用することで…