AI
日本語対応で話題になっている、Napkin AIを試してみました。 www.napkin.ai 2024年9月8日現在では、ベータ版扱いで、機能を無料で使える状況みたいですね。 www.napkin.ai 利用規約もしっかり確認しておくことがおすすめ www.napkin.ai 2024年9月8日現在の…
昨年から文科省著作権分科会の中で議論されてきた「AI と著作権に関する考え方について」の素案ですが、ついに最終版となったそうです。 資料1 AI と著作権に関する考え方について(1.4MB) 第69回 | 文化庁 (bunka.go.jp) パブコメ後にあったように、こちら…
英国の最高裁でもAIが発明者になることを否定する判決が出たそうです。 [2023] UKSC 49 Thaler (Appellant) v Comptroller-General of Patents, Designs and Trade Marks (Respondent) https://www.supremecourt.uk/cases/docs/uksc-2021-0201-judgment.pdf …
文化庁で生成AIと著作権の考え方が議論されてきていまして、個人的には現在多くのサービスやユーザーが使っているであろうRAGがどのような解釈になるか注目してきました。 www.patent-topics-explorer.com さて、いよいよもって素案が出てきたわけです。 資…
脳組織と電子ハードウェアを使った”バイオコンピュータ”という記事。なんだこれはと思ったら本当に脳組織を使った機械学習をしていてびっくりである。 www.nature.com ちなみに論文はこちら www.nature.com さらに探していくと日本語の記事もでてきた。皆さ…
AIの学習利用が著作権侵害となるか各国で議論や争いが起きているが、今回Thomson Reuters v. ROSS IntelligenceはFair Useなどの争点について事実の争いがのこされているため、Summary Judgementではなく、陪審含むトライアルに進むOrderが出されたのでメモ…
ニューラルネットワークを用いて、セマンティックに関連するファイルをリコメンドするシステム・方法に関する特許出願が、特許法上の発明の対象となるか争われたEWHC判決が出てきたので、メモ。 Neutral Citation Number: [2023] EWHC 2948 (Ch) https://ww…
中国の北京インターネット法院で、AIが生成した画像に対して著作権が認められたそうです。 www.globaltimes.cn global.chinadaily.com.cn ニュースによると、画像はStableDiffusionを用いてtext2imageで作られた画像だったようです。 法院は、AIはあくまでツ…
AIの全盛期ですが、米国では101条の特許適格性をいかにクリアーするかがAI特許を取るうえで重要になってきます。 こんかい、ニューラルネットワーク発明が具体的な解決手段がクレームにないとして101条違反と地裁で認定された事例が紹介されていたのでメモ。…
画像生成AIで盛り上がり始めた生成AIブームを、ChatGPTで頂点まで持ち上げたOpenAIですが、Q*(キュースターと読むそう)という新型のAI開発を進めているということをReuterが報じ、一躍話題になっているようです。 gigazine.net 現在のGPTはtransformerの自然…
文化庁の著作権分科会法制度小委員会でAIと著作権の考え方について議論が進んでいますが、ついに骨子がでることとなりました。 www.bunka.go.jp 参考資料8にもありますが、年内に骨子をベースにドラフト案ができあがり、年度内に報告書を作成するというタイ…
米国の競争法規制当局であるFTCが、著作権を管轄する米国著作権局に懸念のコメントを提出したそうです。 In Comment Submitted to U.S. Copyright Office, FTC Raises AI-related Competition and Consumer Protection Issues, Stressing That It Will Use I…
ショッキングなタイトルの記事が出ていたので見てみたが、内閣府・文化庁の資料を合わせて読んでみた。実際に、下記の記事の本文でも類似性だけで決まるとは書いていないので、少し安心したのでメモ。 pc.watch.impress.co.jp ちなみにこちらが記事のもとに…
ブログをさぼっている間に起きた事件も一応幾つかメモしておくことの一つに、AIの発明者適格をめぐるDABUS事件の米国最高裁上告が受理されなかったことをメモ。 *Order List (04/24/2023) (supremecourt.gov) AIと知財などいくつか取り上げてきましたが、DAB…
先日、OpenAIはGPT-4の構築に用いたデータセットやトレーニング方法について開示しない方針を決めたという記事がありました。 gigazine.net ブラックボックスとして批判する声もあり、科学の点では再現性の問題点もあります。Open AIがopenにしないのはなん…
昨年のChatGPTの発表から、GPT-4の発表、Google BardやWorkplaceの発表と、Generative AIの進撃がとまりません。 www.patent-topics-explorer.com www.patent-topics-explorer.com www.patent-topics-explorer.com 中国の百度(Baidu)もChatGPT対抗品を出すと…
米国では、著作権の登録制度が活用されていることもあり、米国著作権局への著作権登録についてGenerative AI自体が著作者となれるかということや、Generative AIで生成された著作物が登録をうけるかについて、事件が起きています。 事件では、AI自体は著作者…
ついにOpenAIからChatGPTに続いて、次世代のアルゴリズムGPT-4もリリースされ、Googleはどうするのか記事でも投稿していました。 www.patent-topics-explorer.com GoogleはBardというChatGPTライクなチャットボットをリリース予定としていましたが、むしろこ…
世の中に強烈なインパクトを残したChatGPTですが、 www.patent-topics-explorer.com www.patent-topics-explorer.com www.patent-topics-explorer.com www.patent-topics-explorer.com ChatGPTに使われたGPT-3.5の次世代アルゴリズムGPT-4が満を持してOpenAI…
近年、半導体を経済安全保障と紐づける報道を目にすることが多くなったので、下記の書籍を購入しました。 半導体戦争――世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防 作者:クリス・ミラー ダイヤモンド社 Amazon 日本でも、先日トヨタ・NTTなど8社が出資して…
画像生成AIで有名となったMidjourneyで作成した絵で作ったコミックの米国著作権局への登録が問題となった事案です。 どんな感じの作品化は下記のニュースに扉絵やいくつかのシーンの紹介があるのでご参考です。 gigazine.net 当初は米国著作権局は登録を許可…
NatureにChatGPT、StableDiffusion、Midjourneyなどの生成系AIをどのように使っているか研究者等のNature読者にアンケートを取った記事があり、面白かったのでメモです。 www.nature.com まず、Nature読者の約80%は生成系AIを使用したことがあるそうで、研究…
正式なNoticeは2023年2月14日に出るそうですが、米国特許庁がAI発明者についての意見募集をするそうです。提出期限はpre-publicationによると、2023年7月1日までになるようです。 Request for Comments Regarding Artificial Intelligence and Inventorship …
近年、StableDiffusion、Midjourney、ChatGPTなどGenerative AI(生成AI)が非常に話題になっており、このブログでも何回か記事を投稿してきました。 www.patent-topics-explorer.com www.patent-topics-explorer.com www.patent-topics-explorer.com 今回、…
ChatGPTが世間を席巻していますが、科学雑誌NatureでChatGPTについて取り上げた2本についてメモ。 一つ目はChatGPT等のGenerative AIについて、今後の開発方針について示唆をなげかけた記事です。 www.nature.com 気になった個所としては現在や将来の利用法…
OpenAIが開発した、GPT-3.5という自然言語モデルをベースにしたチャットAIであるChatGPTが衝撃を与えています。 openai.com 色んな内容を回答してくれるのはもちろんですが、プログラマーの方はコードを聞いたりして参考にするなど、様々な用途があるそうで…
Thaler博士の作ったAIであるDABUSが作ったと主張する発明が、AIが発明者であるとする訴訟が各国で繰り広げられています。 www.patent-topics-explorer.com そのThaler博士ですが、米国でAIが生成した絵画でもAIが著作について争っています。 www.patent-topi…
特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと」 、、ということで今年の読まれたブログランキングをやろうと思います! 結果は以下になりました!!! ワールドカップ、生成系AI、欧州単一特許/欧州統一特許裁判所、日本特許庁の公報システム刷新、日本で…
以前、画像生成AIであるStable Diffusionを紹介しましたが、今回はこちらのライセンス条件をつらつら雑談していこうかと思います。 www.patent-topics-explorer.com まず、Stable Diffusionですが、先日v2がリリースされたため( 強力な画像生成AIの最新版「S…
下記の事件で2023年の注目の米国最高裁事件がまとめられていたので、メモ。 patentlyo.com (1)上告受理された事件 上告受理された事件として、実施可能要件が問題となっているAmgen Inc., v. Sanofi事件が挙げられています。 www.patent-topics-explorer.com…