ショッキングなタイトルの記事が出ていたので見てみたが、内閣府・文化庁の資料を合わせて読んでみた。実際に、下記の記事の本文でも類似性だけで決まるとは書いていないので、少し安心したのでメモ。 pc.watch.impress.co.jp ちなみにこちらが記事のもとに…
昨日は、お待ちかねのドワンゴv.FC2大合議事件の判決言い渡し日でした。 令和3年特許法改正で導入された日本版アミカスブリーフ制度も利用された点でも注目された事件です。 www.patent-topics-explorer.com 結論としては、報道にあるようにドワンゴの請求を…
以前から欧州単一特許と欧州統一特許裁判所について投稿をしていますが、一度開始が延期されたものの、2023年6月1日の開始向けて今のところ大きな変更はなさそうです。 www.patent-topics-explorer.com 一方、本来中央部が、ミュンヘン、パリ、ロンドンに置…
ブログをさぼっている間に起きた事件も一応幾つかメモしておくことの一つに、AIの発明者適格をめぐるDABUS事件の米国最高裁上告が受理されなかったことをメモ。 *Order List (04/24/2023) (supremecourt.gov) AIと知財などいくつか取り上げてきましたが、DAB…
本ブログでも何度か取り上げてきましたが、バイオ系の機能的クレームに対するEnablement判断の米国最高裁事件です。 www.patent-topics-explorer.com www.patent-topics-explorer.com さて、ついに待望の最高裁判決が出てきました。 Amgen Inc. v. Sanofi (2…
繰り返しチャレンジしている背景技術自動生成チャレンジですが、 www.patent-topics-explorer.com www.patent-topics-explorer.com 3番目はGoogle Bardの登場です。 Google Bardは日本でもリリースされましたが当初は日本語対応していなかったのですが、満を…
以前ChatGPTで、GPT-4を使って特許出願書類の発明の背景技術がどこまでかけそうか試してみました。 www.patent-topics-explorer.com 一方で、ChatGPTの問題点としてhallucinationが生じ、”自信をもって嘘をつく”という大きな問題が一般的に言われています。…
EUの欧州委員会(European Commission)から知的財産に関連する複数の法案が4月末から続々と出てきています。今回は特許期間延長制度について眺めてみようかと思います。 (1) 特許期間延長制度 医薬品では臨床試験等で市販できなかった特許期間を補填する特許…
弁理士試験に受かったのは昔ですが、当時の短答試験の合格体験記を残しておこうかと思います。 まず、弁理士試験の概要ですが、 短答試験 ↓ 論文試験 ↓ 口述試験 という、別の時期に実施される3つの試験に段階的に合格する必要があります。同じ年に全て受か…
化学の特許出願ではマーカッシュクレームという選択式のクレーム形式をとることがあります。 たとえば、下記のような形式になります。 マーカッシュ形式とは、化学の分野でよく使われる、複数の構成要素で形成されるあるグループの中から、必要な構成要素を…
米国では裁判官に基本的には定年がありません。 そんな中、米国知財高裁であるCAFCでは、Newman判事という長くレーガン大統領政権から判事を務めている方がいます。 Newman判事のご経歴などは下記などをご参照です。 ballotpedia.org さて、今回ですがCAFCの…
自民党から、「web3ホワイトペーパー ~ 誰もがデジタル資産を利活用する時代へ ~」が出たようなので、メモ。 www.taira-m.jp 個人的に注目するただちに対処すべき論点の部分をみていくと、まず税制。会社や個人の暗号資産が税制で流動性が失われている部分…
ChatGPTが非常に注目を集めています。毎日ChatGPTに関する何らかのニュースを見る日々が続いています。 www.patent-topics-explorer.com 実際、Googleトレンドで最近政府が注目しているメタバースとのトレンドの差を見ても、ChatGPTの圧倒的なトレンドが伺え…
特許権の域外適用が争点となっているFC2 v. ドワンゴ事件が、知財高裁大合議で審議されることになり注目があつまっていました。 www.patent-topics-explorer.com こちら口頭弁論期日が更新され、判決言い渡し日として2023年5月26日があらたに設定されました…
先日、OpenAIはGPT-4の構築に用いたデータセットやトレーニング方法について開示しない方針を決めたという記事がありました。 gigazine.net ブラックボックスとして批判する声もあり、科学の点では再現性の問題点もあります。Open AIがopenにしないのはなん…