主に医薬品に関連するものと思いますが、バイデン政権が価格の高い医薬品の特許を制限することを検討しいてる旨の報道が出ました。
報道を読んでいくと、今回の枠組みはバイドール法という、「政府の資金が入った発明に関して、政府が実施権を発動できるmarch-in rightを用いる枠組み」を利用するようです。
新しい運用は下記ですが、公開され60日間のパブリックコメントに付されるそう。
バイドール法の枠組みを使うのであれば、米国の大学などと共同研究してできた発明などに適用されるので、海外で生まれた発明や米国でも独自に生み出した発明はその枠組みから外れます。
いままでの民主党の左派はmarch-in rightの発動を強く推すことが何度もありましたが、民間からの米国の大学等へのイノベーション投資が減る恐れなどが指摘され、発動までには至ってきませんでした。
新しい運用次第ですが、今後どうなっていくのか見守っていく必要がありそうです。