少々古い話になりますが、ついに日本特許庁がAPIを利用した特許情報の試行提供を4月から始めるそうです。試行提供なので、会社のID登録数上限、アクセス数制限、取得できる情報に制限があるので、まだまだこれからというところです。
米国特許庁や欧州特許庁ではAPIでの情報提供がすでにされているので、日本特許庁にも早く追加してほしい機能でした。米国特許庁は幅広い情報をAPIで提供しています。
https://data.epo.org/linked-data/
PubMedでAPIを利用して情報を取得し、テキストマイニングなど行うにあたり、情報の形式が統一されているのは非常に助かっています。
現状各特許庁フォーマットにばらつきがあるので、仮に情報を取得できても前処理に恐ろしい時間がかかるという欠点があります。今後はAPIのフォーマットのハーモナイズも進めていってほしいですね。