ビジネス英語の表現でよかったと思えた本があったのでメモ。
日本人ですが、NECで30年以上海外営業をされていた原一宏さんが書かれた書籍で、日本人の視点で意外なビジネス英語表現がまとめてあります。
知財の世界では英語を使用することが必須となってきますが、海外代理人と議論等したいと考えるとビジネス英語表現の習得が必要と考えています。
というのは、知人で高校生で日本から渡米しその後米国で暮らして仕事をしている方の話を聞いたからです。
高校から米国でその方は暮らしているので、ビジネス含め英語での会話は完璧にできます。また、日本語も中学までは日本に暮らしていましたので日常会話は堪能です。
この日常会話は堪能です、というところにポイントがあります。
知人がビジネスの場面で日本語で話そうとしたとき、畳語力が中学レベルで止まっており、ビジネスの場での日本語の言葉遣いができず困ったという体験談を聞きました。
こちらは日本人が英語をビジネスで使うときにも当てはまるのではないかと思っています。
我々は学校の勉強でビジネスの場で使う英語表現を一切習ってきていません。
そのような状況でネイティブ相手に英語で話すと不適切な表現を多くしてしまっているのではないかという懸念です。
そのような理由で、ビジネスの場にふさわしい英語表現というものも少しずつ勉強しようと思っています。
そんな中で、今回の書籍はコンパクトに日本人が意外に思うビジネス英語表現(例、I'll tryは「たぶん無理」、I'm doneは「もううんざりです」の意味など)が載っているので非常によいと思いました。