内閣官房の知財戦略本部でスタートアップ・大学を中心とする知財エコシステムの在り方に関する検討会が立ち上がりましたね。
検討事項は下記で、2~4月の2回程度で集中的に審議されるようです。
古くて新しい課題ですが、人材流動性が高まって、大学やスタートアップに企業の知財人材が流れ、両者のギャップが近年は埋まってきていると感じます。
3.主な検討事項
○スタートアップの知財戦略の支援サービスのエコシステム化
○大学からスタートアップへの技術移転を巡る障壁除去
○大企業による経営アセットのスタートアップへの提供促進
○知財の見える化を起点としたマッチング・エコシステムの構築 等
4.スケジュール
○2022年2~4月にかけて月に2回程度開催予定。2022年4月にと
りまとめを行い、その結果を構想委員会に報告する予定。
ヘルスケア系の産学連携のデータ等は下記の書籍などが詳しくのっています。
今までは大学→大企業の方向で考えられていましたが、最近は大学→スタートアップ→大企業も一般的になり、こちらのスキームをどう活性化していくかも大事な気がします。資料をみると共有特許の取り扱いについてはネガティブなコメントが多いですね。