LIXILの知財機能とその戦略やガバナンスを紹介する機能がありました。
LexisNexisの主催するPatentSight Summitのレポートなので、最終的にはIPランドスケープと彼らの製品の宣伝につながっていきますが、面白い情報もあったのでメモ。
まずは海外知財拠点ですが、南アフリカにもあるところが面白い点でした。
「海外においては米国やドイツ、中国、シンガポール、そして南アフリカに知財機能があり、」
LIXILのグローバル事業戦略を支える「戦略組織」としての知財部門──新たな役割と進化の道筋とは? | Biz/Zine(ビズジン) (bizzine.jp)
おそらく上記の拠点もLIXILが買収を行ってきた結果が一つの原因かなと思いますが、ガバナンスはどうなっているか気になるところです。結構日本企業は買収後の会社の海外知財拠点はほったらかしになっていることもままあり、ガバナンスが効いていないことがままある印象を持っています。
ここで、買収後の統合にも力を入れていたそうで参考になります。
「2011年以降、海外のメーカーやブランドのM&Aを行ってきたLIXILだが、M&A後の統合プロセスであるPMI(ポスト・マージャー・インテグレーション)にどう取り組むべきかが長年の課題となっていた。そこで、片岡氏は約4年前にLIXILに入社してから、グローバル全体における知財機能のPMI、およびオペレーションのガバナンス体制構築に取り組んできたという。」
LIXILのグローバル事業戦略を支える「戦略組織」としての知財部門──新たな役割と進化の道筋とは? | Biz/Zine(ビズジン) (bizzine.jp)
さらに、知財組織が、管理業務から戦略業務カバーできる組織になるための施策もいくつか出ており、ここら辺も具体的なものが幾つか出ていて面白かったのでメモです。
知財部門が「戦略組織」になるための進化のフェーズ
LIXILのグローバル事業戦略を支える「戦略組織」としての知財部門──新たな役割と進化の道筋とは? | Biz/Zine(ビズジン) (bizzine.jp)
事業部門・経営陣とのコミュニケーション施策
LIXILのグローバル事業戦略を支える「戦略組織」としての知財部門──新たな役割と進化の道筋とは? | Biz/Zine(ビズジン) (bizzine.jp)