以前の投稿で、再公表特許廃止に伴う日本語PCT出願のJ-PlatPatの検索方法についての特許庁のアナウンスを紹介しました。
今回は、特許庁のアナウンスに従い、「国内移行出願に係る発明を検索したい場」を実際に試してみました。
中身を見てみましたが、やはり国内移行前の出願や日本に国内移行されなかった出願もヒットしてくるようです。こちらの方法では再公表特許のように日本に国内移行された出願に絞ったキーワード検索はJ-PlatPatでは難しいかもしれません。
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国内移行出願に係る発明を検索したい場合
①特許・実用新案検索を選択する
②詳細設定を押す
③「WIPO(WO)」を選択する
④調べたい検索式やキーワードを入れて*、検索ボタンを押す
*日本語をキーワドとして検索すると日本語で国際公開されたものがヒットするようです。
また、特許庁の発表によると、「再公表特許が発行されなくなった国内移行出願に付与されたFI、Fタームは、対応する国際公開の検索キーに反映されます。」とのことで、まだ再公表特許廃止後の国内移行出願がないので不明ですが(2022年1月15日時点)、FIやFタームで検索された際に日本語PCT出願がどのようにヒットするかは様子を見てみる必要があるかと思われます。
⑤検索結果一覧の「外国文献」を押す**
**国際公開の文献種別は「外国文献」なので、検索範囲に「外国文献」(特に「WIPO(WO)」)を追加指定しないと、検索漏れが生じるおそれがあるそうです。
⑥「OPD」を押すと別画面でファミリー情報が出力される
余談:
国内移行前の出願や日本に国内移行されなかった出願もヒットしてくるようです。こちらの方法では再公表特許のように日本に国内移行された出願に絞ったキーワード検索はJ-PlatPatでは難しいかもしれません。
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