東京藝術大学でAIが著作権フリーの音楽を自動生成するスタートアップを立ち上げたという報道がありました。
AIは法律上は権利主体となれませんので、日本や多くの国ではAIが生成した音楽、絵、詩といったものは著作権が認められません。
法律の間隙を狙った面白いビジネスモデルだと思いました。
一方で、最近はAIのアルゴリズムの一つであるGPT-3の改良版が詩を作ったり、
さらに、最近はDeepMindが競技プログラミングレベルのコードを生成したりと、
といったAIが作成したものに経済的価値が認められるものも多くなり、著作権を含めた権利関係を法律上どのように整備するかが進んでいます。
法律よりも実体経済の方が先行するのは今の世の中仕方ないので、当面は契約などをうまく活用しながら自身で権利関係やビジネススキームを作成していこくとが大事なのかもしれないですね。
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