IPランドスケープを行い特許分析を行おうとしたときに、最近はテキストマイニング(自然言語解析)をしてビジュアライゼーションする例が増えてきています その際には自然言語解析の理解が必要となってきますが、本書はPythonの基礎から自然言語解析の基礎をカ…
こちらのブログでは継続的に、人工知能(AI)が特許法上の発明者として認められるかの事件をウォッチングしてきました。 www.patent-topics-explorer.com 多くの国ではAIが発明者となることは特許法上は認められないという判断をしています。 その中で異端なの…
アメリカでは、ソフトウェア関連発明等について、特許法上保護される発明のハードルが2014年の最高裁判決以後高くなっています。 より詳しく知りたい方は下記のJETROの記事などを参考にしてください。 米連邦最高裁 Alice 社のビジネス方法特許の適格性につ…
営業秘密不正取得や著作権法違反の検挙件数増加という記事がありました。 article.auone.jp 企業側の意識の高まりで被害が判明するケースや、業界内での転職や独立時に情報を安易に持ち出す事例が増えたとみられる。 とありますが、不正があった/なかったと…
今までも秘密特許制度についても経過をフォローしてきましたが、法案が衆議院で賛成多数で可決されたそうです。 経済安全保障強化図る新たな法案 衆院本会議で賛成多数で可決 | NHK | 経済安全保障 本会議前に行われた内閣委員会では附帯決議をもって、可決…
今年はJリーグ創立30周年でして、開幕当初いた10チーム(オリジナル10 - Wikipedia)も30周年を迎えます。 ということで、いろいろと30周年記念イベントが多く行われることが予測されます。 一方、知財関係者として興味があるのは各クラブの知的財産権。 とり…
4月12日21時から下記の内容のYouTube配信があるそうです! とてもおもろしそうなので、メモ。 特許明細書作成のマニアックな論点を実務家でとことん議論しよう - YouTube 概要 特許の明細書作成は職人技的な仕事で、書き方の注意点やポイントなど、マニアック…
Deep Learningを勉強するのに非常に評判の良い書籍のゼロから作るDeep Learningシリーズ、待望の新書が出ました。 2016年に第1弾が出てから、ついに第4弾が出ることも人気の高さが分かります。 早速Amazonで人工知能部門ベストセラー1位を取っています(投…
細胞治療薬の特許期間延長を行う際に、"Active Ingredient(医薬活性成分)"は何になるのかを考察した記事がありました。 www.mofo.com YESCARTAという患者さんの細胞を採取し、がんの認識を向上する遺伝子導入を行った細胞を再投与する細胞治療薬について特に…
政府がGoToイベントをワクワクイベントに改名して今後展開していくことが話題となっています。 一方巷で話題になっているのは、ドクター中松さんが昨年既にワクワクイベントの商標登録出願を行っていたというニュースです。 nlab.itmedia.co.jp ちなみに、ド…
以前より、2021年の欧州特許庁の審査ガイドラインから厳しくなった特許許可時のクレームと明細書の内容が適合しない場合の対応についてウォッチングしてきました。 今回関連する新しい審判部の判断が出たのでメモです。 誤解を恐れずに書くならば、今回の新…
標準必須特許のライセンスに関する誠実交渉指針がついにリリースされました。 www.meti.go.jp 下記のライセンスオファー(ステップ1)から対案の提示(ステップ4)までの各段階のとるべき対応が示されているようです。但しあくまで指針のため法的拘束力はないた…
昨年再生医療ベンチャーのヘリオスが権利者に含まれる特許に対し、株式会社ビジョンケアおよび株式会社VC Cell Therapyが経済産業大臣に対して、特許法第93条に基づく公共の利益のための通常実施権(いわゆる強制実施権)の設定を求める裁定の請求がなされた…
下記の審議会で議論されていた秘密情報保護ハンドブックの改訂案が公表されたそうです。 www.meti.go.jp 改訂案と改訂のポイント等は下記になります。テレワーク時の対応や経済安保の観点などを取り込んだようです。 資料3-1 「秘密情報の保護ハンドブック」…
なかなか目を引くものですが、以前ギガジンで下記の衝撃的なニュースが出ていました。 gigazine.net 具体的には、ロシア政府が特許権者の意思と関係なく他社に実施許可(強制実施権)を出した際、非友好国(日本含む)の特許権者(非友好国に市民権を有している…